-日帰りマウイ一周編3-

〜カウポストアー〜

天気が良いと、オヘオプールの横にあるビジターセンターから、ハワイ島の高峰マウナケア
が見えるそうですが、未だ見たことがありません。ビジターセンターを出発して崖にへばり
ついたような道を走ります。所々岩が落ちてくるから注意しろと言う標識が立っています、
実際目の前に、こぶし大の岩が落ちてきてヒヤッとしました。しかし私のような中年には、
未舗装の狭い道は何か懐かしくさえ感じます。私の小さい頃はこんな道ばかりだったとか、
アスファルトなんて、昔は質が悪くて夏の暑い日には溶けたり浮いたりで、面白かったな〜
とか色々話しているうちにカウポストアーに到着です。この店は1925年オープンでヒス
トリーサイトにも登録されています。やっぱりトタン屋根の古いお店で、いつもはケーシー
という女性の方がいらっしゃるんですが、今日は出掛けていると店番の女性が言っていまし
た。お店の中にはアンティークのボトルが棚に沢山並んでいます、売り物ではなく昔から集
めている物を並べているんですね。オリジナルのT−Shirtなども売っています。アイスクリ
ームを買い込んで、さあ出発です。

    左は海右は崖の狭い道       削って造ったような道
   この先でで岩が落ちてきました     もうだいぶ来ましたね

      今から走る道
      今走ってきた道
  小さいけど頑張ってます
      カウポストアー

〜カウポギャップ〜

カウポストアーを後にして出発します、ここからはほとんど舗装のない悪路です。しかし目
の前に広がる景色は感動物です。始めてここに来た時は十数年前に行ったグランドキャニオ
ンを思い出しました、圧倒的な自然の迫力に、ただ圧倒されたのを覚えています。なかなか
写真ではお伝え出来ないんですが、新婚夫婦も感動してくれたみたいです。

      ハレアカラの上の方は見えません

            荒涼とした雄大な景色

             太平洋
  やっとアスファルトになりアップカントリーまでもう一息

〜環境開発〜

始めてきた時より舗装された道路が延びて随分走りやすくなったような気がします、しかし
あまり舗装してほしくないと言う気もします。たしかに走りやすくはなるのでしょうが、こ
こにはあまり人に来て欲しくないようなそんな我が儘な気もします。車のエンジンを切って
じっとしていると、風の音と小さく荒い波の音が聞こえます。圧倒的な自然を前に、この環
境に対するリスペクトする気持ちが湧き上がってくるのは何故でしょうか?道を綺麗にすれ
ば、観光客が増えいつも人と車が走り回るようになるでしょう、後何年位この何もない荒涼
とした自然を見ることが出来るのか、複雑な気持ちです。


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